「自閉スペクトラム」の人に適性が高い職種

仕事・就職

適性の高い仕事の答えは、たった一つ!

「対人コミュニケーションの頻度が少なく、業務の範囲が狭い仕事」これだけです!

自閉スペクトラム症の人は、ルーチンワークや定型業務が得意だったり、集中できる仕事が得意だったりなどといった情報を目にする機会が多いかと思いますが、それらをひっくるめて本当にこれだけです。コミュニケーションの頻度が少なければ少ないほど、また、業務の範囲が狭ければ狭いほど、必然的にルーチンで単純作業が多く、集中しやすい仕事となるのです。

適性の低い仕事の答えも、たった一つ!

「対人コミュニケーションの頻度が多く、業務の範囲が広い仕事」これだけです!

それ以上もそれ以下もありません。管理や調整が苦手だとか、マルチタスクが苦手だとか、自閉スペクトラム症の特性について様々な情報を目にする機会が多いと思いますが、それらをひっくるめて本当にこれだけです。コミュニケーションが多ければ多いほど、必然的にマルチタスクの頻度も増えますし、業務の範囲が広ければ広いほど管理業務や調整業務が増えてくるのです。

ねらい目の職種(正規雇用の場合)

  • プログラマー(下請けSIerやSESといった形態の企業に就職がおすすめ)
  • 臨床検査技師(生理検査よりは検体検査がおすすめ)
  • 工場作業員(管理業務ではなく、ライン工や検品作業員などがおすすめ)
  • 土木・建設作業員(施工管理等の管理業務より、下請け会社の現場作業員がおすすめ)
  • タクシー・トラックのドライバー

これらについては、別に詳しい記事を用意していますので、参考にしてください。

ねらい目の職種(非正規雇用の場合)

  • 工場のライン工
  • 工場の検品作業員
  • 倉庫のピッキング作業員
  • 臨床検査センター作業員
  • プログラマー
  • CADオペレーター
  • ITのテスター

上記は適性が高い仕事だと思います。コミュニケーションが少なく、単純労働を反復する業務です。自閉の度合いにもよりますが、基本的にアルバイトや派遣労働であれば業務の範囲が狭いため、コミュニケーションを伴う仕事でも適性が合わないことは無いと思われます。家庭教師、テレフォンオペレーターなどもおすすめです。

注意点

「対人コミュニケーションの頻度が少なく、業務の範囲が狭い仕事」となると、どうしても「下流工程」の仕事になってしまいます。コミュニケーションが少なければ少ないほど、業務の範囲が狭ければ狭いほど、より下流の工程となります。下流工程は、単純労働の比率が高く、誰でもできる仕事となりがちであるため、給与が低かったり、AIや機械に仕事を奪われやすく将来性が低かったりします。そういう部分については、自分の適性とのトレードオフと考えるしかありません。「下流工程」については別の記事で詳しく解説しているため、参考にしてください。

私の場合

自閉スペクトラム症を抱えている私自身、実は適性の高い仕事を選んでいません。向いていないことが分かっていながらも、正規雇用の事務員として働いています。もし自分が無職であったりブラック企業で働いていたりしたならば、適性の高い仕事への就職を目指すと思いますが、すでに待遇の良い会社に就職しているため、今のまま続けられるのであれば続けていこうと選択したのです。もちろん「上流工程」である調整や管理をしていくうえで発生するマルチタスクに私は苦しみます。その部分について、多くの工夫と職場の配慮によって乗り越えながら働いています。具体的な克服方法については、別の記事に詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

まとめ

  • 「対人コミュニケーションの頻度が少なく、業務の範囲が狭い仕事」に適性が高い
  • 「対人コミュニケーションの頻度が多く、業務の範囲が広い仕事」に適性が低い
  • 正規雇用で狙い目の職種は、プログラマー、臨床検査技師、工場作業員
  • 下流工程の仕事に向いていると言えるが、給与や将来性の低さとはトレードオフ

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