適性検査『R-CAP』は非常に精度が高い!
株式会社リアセックが提供する『R-CAP』という職業適性検査は秀逸です。自分の回答に基づいて、あらゆる職種に数値で適性を表示してくれます。ネット上で気軽に受けられる適性検査や、職業案内所で提供されている適性検査などとは異なり、圧倒的に信頼できる結果を提示してくれます。
というのも職種毎に適性を数値で表してくれるからです。アスペルガーの人はプログラマーやCADエンジニアに向いているという情報を今まで何度か耳にしていました。そしてアスペルガー当事者である私が実際に『R-CAP』を受けて、それらプログラマーやCADエンジニアに適性が高いことを数値で示されたときには、驚きが隠せませんでした。まるで自分にアスペルガーがあることを見抜かれたかのように感じ、この適性検査の結果は本物だと確信しました。
私は下記のような結果が出ました。(事務系職種には全般的に著しく適性が低いようですが、それでも私は事務職を続けています…)
なぜそこまで精度が高いのか
約2万人の社会人を対象に調査を行い、ぞれぞれの職種に対して満足感を得ている人々を被験者として、194問の価値観・興味検査を実施したからだと思います。なお、初期の調査は1997年度とデータとしては古いですが、2014年度に大幅に改定を行っており、時代の変化とともに移り変わる職業適性にも対応しているようです。
ただし、雇用形態や職場環境によっても、適性は変化しますので、数値が高く表示された職種に就けば適性が高いと確実に言えるわけではないと思います。同じ職種でも、正規雇用と非正規雇用で求められる業務内容が異なる場合もあるからです。また、時代とともに求められる能力は変化していきますので、将来に渡ってその適性が変化しないということも無いと考えられます。
また、自己分析が十分でない場合は結果に影響します。自分の性格や個性を客観的に回答するために、家族や仲の良い友人などと一緒に、考えてもらいながら検査を受けるとよいと思います。
『R-CAP』 申し込みの注意点
有料で費用が掛かります。また、『R-CAP』には種類がいくつかあり、どれに申し込めばよいかわかりにくいです。そして、検査はパソコン上で行い、1時間程度はかかると思います。
申し込む場合、通常の『R-CAP』(主に大学生向け)を選ぶとよいと思います。なお、リアセックが提供する『STRENGTH』という検査もセットで申し込むことができるようですが、職種の適性は『R-CAP』に含まれているので、無理にセットにする必要はないと思います。
また、社会人向けの『R-CAP for business』にもJFI(Job Fitting Index)を含むパターンで申し込みをすると、通常の『R-CAP』と同じように職種毎の指標を測定できます。(ただし、通常の『R-CAP』とは職種数や職種の定義がことなるため、両方受けても、結果に差が出るようです。)
まとめ
・職業適性検査を受けるなら『R-CAP』が間違いのない選択。
・正確な結果を出すために、家族や友人と一緒に考えてもらいながら回答するとよい。
・『R-CAP』の申し込みは種類があってわかりづらいが、通常の『R-CAP』をネット上で申し込めば間違いない。





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